『世にも奇妙な君物語』を読みました
2018/12/17
朝井リョウさんの『世にも奇妙な君物語』を読みました。
ネタバレはしないように気をつけます。
買った
友だちに激推しされて読んだエッセイが息ができなくなるほどおもしろかったので、
一周回って「この人の本はエッセイ以外は読まないぞ!」みたいな気持ちでいました。
それでもだれのとは関係なくただ無性に本が欲しくなり本屋さんにいたところ、
ちょーうど平積みされていたので手に取りました。
しかも帯に「オチがすごい!」って大きい字で書いてたから。。
それネタバレちゃうん??大丈夫?めっちゃ盛るやん…?期待しますよ?
読みはじめた
わたしはこの体験を忘れない。
一章「シェアハウさない」を読み終わったのは帰りの電車の中だった。
読み終えたとき、テンションは地に落ち、読んだことを後悔した。
ちょっと言い過ぎたか、「帰り道、夜暗い時間に」読んだことを後悔した。
そのときちょうど最寄り駅に電車が到着しており、この気持ちで家まで帰らなあかんのかいとおもうとつらかった。
返してくれ〜〜本屋さんで手にとったときのあのワクワクを〜〜・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン
それでも読んだ
それでもまだ「オチがすごい!」を体験していない!
(いや冷静にみると一章ですでに十分に体験してしまっている気もするが)
まだ読んでない章に気になるタイトルがついてるし、2時間分の物語ってことはまだ30分もみてないってことだし
"小説だからこそ出来る仕掛け"とはなんですか?まだわかりません。
さらに帯でいうオチが各章にあるものか、この本の最後にあるものか、何を指すのかを確かめねばならぬ。
11/15『世にも奇妙な君物語』(講談社文庫)が発売されます。本家の原作に採用されるという夢を叶えたく、2時間分、5編の物語を書きました。加えて欲が出まして、1人の著者が5編全て書くからこそ、そして小説だからこそ出来る仕掛けも御用意致しました。解説はミステリー書評家・村上貴史さん。是非! pic.twitter.com/TMsJjNuEHL
— 朝井リョウ (@asai__ryo) November 9, 2018
読み終わった
結果、読んでよかった。
オチはすごかった。
ほんとだもん!オチてたもん!!すごかったもん!(トトロいたもん)
具体的な俳優さんを置いた映像が勝手にできちゃってすでに実写化してしまった。
ほんとうのテレビでこの物語を見ることはできるのかな?みたくない感じもするな。
これが"小説だからこそ"っていうことなのかもしれない、その一部なのかもしれない。
ここよかったよね!的な話したいから読んだらおしえて。。
ネタバレしないで言える体験は、わたしの語彙力/表現力では…(;^ν^)ぐぬぬ…
それでも読んだことは言いたかったので書いてみました。ちょっとスッキリした。
今度は他のも読んでみたいけど、やっぱりエッセイがめちゃくちゃ読みたい。
祭りだ!わっしょい。